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暖かな温もりに包まれたまんま。

みなさん、こんにちは、こんばんは、お久しぶりです。
前回公演『夕丘アングル』にて作演出をさせていただきましたイマじろう!!!!です。


遅ればせながら、前回公演『夕丘アングル』にご来場していただいた皆様、応援していただいた皆様。本当にありがとうございました。
皆様のお陰で無事公演も622人という大成功を納めることができました。
本当にありがとうございます。
今回の公演を最後に、僕は劇団月光斜を卒業します。ここまでの四年間は皆様と共に歩んできた、間違いなくそういう四年間だったと思います。


公演が終了して三週間が経ちました。「えっ、まだ三週間前なの!?」
と感じるくらい、公演をやっている間の時間の密度は濃くて。
仲間と共に歩んできた一日一日の重さを、ふと思い出すと何だか懐かしいようなどこか遠い日々を思い出すようで、胸が熱くなります。

少し僕のお話をさせていただきます。僕は北海道の田舎からこの京都にやって来ました。
映画作ろっか、それともなにかビリヤードとか、かっこいいこと始めよっかなと思ってサークルを探していて、そのなかで出会ったのが劇団月光斜でした。
別にビラをもらったわけでも、勧誘されたわけでもなく、たまたま黒板にかかれた宣伝。「本日1730から!」の文字。
自分にとって、そこは衝撃で。同じ大学生が、必死に自分を表現していて。こんなに凄いものない。本当にただただ出会いました。

僕が憧れた彼らが命をかけていたように、月光斜の日々は時に想像を越えるものでした。
芝居の中の台詞にもありましたが、本当に辛いこと、悲しいこと。自分の力じゃどうにもできないこと。言葉にするとこんなに短いけれど、本当にそんなことの連続で、自分の中のいままでであったことのない感情にもたくさんたくさん出会いました。

でもそんななかを。僕は一人で進んできた訳じゃないんです。
いつもどこかに、自分に笑いかけてくれる仲間がいました。そういう出会えてよかった、心からそう思える誇らしい人たちにもたくさん出会うことができたんです。生まれた場所も全然違うのに。なんでしょう。奇跡というほかありません。
僕は彼らの笑顔があれば、勇気も力も湧いてきます。これを読んでくださっている皆さんに僕はこんな仲間に自分が出会えたことを心のそこから自慢したい。


去年の5月。僕はキャラメルボックスの成井豊さん原作『風を継ぐ者』の脚本を使わせていただき初めて演出をさせていただきました。このときの作品に僕が込めたのは最後まで走り抜けたい何かを、僕たちも、見て頂いたた皆さんにも見つけて貰いたいという思いでした。

そして今回。
僕自信が書いたこの『夕丘アングル』に込めた一番大きなもの。
それは走り抜けた先で、その先でもしっかり頑張って、笑顔でまた会えることを大切にしたいという思いです。


『夕丘アングル』を作り上げた37にんのみんな、本当に最後までいっしょについてきてくれてありがとう。

僕は彼らとまた芝居を作るときに、恥ずかしくない自分でいられるようにまた走っていきたいと思います。
もちろん、これを読んでくださっているみなさんに、舞台でまたお会いしたときにも恥ずかしくない自分でありたいです。

ほとんど私事で、この日記にのせていいのかわからないけれど(笑)
きっとみんながそうして作る明日は、今日よりももっといい明日になっています!!

まもなくまた劇団月光斜冬公演が始動いたします、さらに成長した月光斜にみなさん、ご期待ください!!!


暖かな温もりに包まれて、本当に幸せな四年間でした。みなさん、ありがとうございました!!



よーし、それじゃあまた。走りだしますか!!




2012年11月3日
『夕丘アングル』作演出、イマじろう!!!!
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