>こんにちは。
今公演3度目の公演日誌を務めさせて頂きます、舞台チーフのヤマザキミサトです。
さて本日から通し週に突入し、いよいよ本番が間近に感じられる時期となってきました。
舞台班の作業も佳境に入ってきており、本日はその一つとしてバミリ(練習部屋にビニールテープでパネルや高台の位置を印す作業のこと)も行ってきました。
写真はこの時の相棒です。
公演日誌にバミリを取り上げる舞台班もそうそういないでしょうが、折角なので少しの間お付き合い下さい。
バミリは、実際の舞台構造がどうなっているのかを簡単に印す作業です。
でも実際に舞台がある訳ではないんですよね。パネルは立てられないし、高台を置いても固定出来ずに危ないのでやっぱり置けない。
でも仕込み時のように1から正確に行っている訳ではなく、所詮はテープなので、どうしてもズレは生じてしまいます。
日々正確な造形をつくることを求められている舞台の人間にとって、必ずしも正確無比なものを提示出来ないというジレンマを抱えながら、それでも少しでも役者さんの助けになればと思って、テープをぺたぺたと貼っている訳です。
少しでも良いものを持っていくという気持ちは何を行っていても変わらないです。
この気持ちを最後まで抱えながら、本番へと向かって行きたいと思います。
5月の9、10、11日は是非学生会館小ホールへ。
御来場、心よりお待ちしております。
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