こんにちは。
劇団月光斜2013年度冬公演「俺たちは志士じゃない」の演出を務めた、三回生のたなかりさです。
昨夜、無事に舞台のバラシと総括を終え、冬公演は終了となりました。
ご来場下さった皆様、そして応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
公演がスタートしたのは、約一ヶ月前。
それからはスタッフとの会議と、役者の稽古に時間を費やす日々でした。
稽古で新しいネタを見ては笑い、殺陣の練習では役者を怒鳴りつけ、スタッフとの会議ではプランの絵を前に頭を悩ませる。そんな日々を振り返ると、とても楽しかったなと思います。
今回、私が掲げたテーマは、「必死に生きること」でした。
私たちは学生劇団。これがお仕事でもなければ授業でもない、ただのサークル活動です。
大学生活を送る上で、大きく言うなら人生の中で、演劇なんてものは、やらなくてはいけないことでもない。
誰かに強制されたことや、生きていく上で必要不可欠なことではないのです。
でも、だからこそ私たちは演劇がしたいと思って集まりました。
一つの芝居をやりたいと思って、こうして「劇団月光斜」というサークルに集まったのです。
「それなら、必死に生きて、最後まで走り抜けよう」
そう思って、私は「必死に生きること」をテーマにしました。
まだまだ下手くそな演技かもしれません、詰めの甘いスタッフワークかもしれません。
お客様に向けて、もっともっと自分たちの気持ちを伝えるいい方法があったのかもしれません。
それでも、役者やスタッフが、そして私がぶつけた情熱や気持ちを誰かが受け取ってくれたのなら、一つの芝居を終えた劇団として、こんなに嬉しいことはありません。
観に来て下さった皆様、アンケートや役者への声かけで思いを聞かせて下さって、本当にありがとうございました。
「よかった」と言う言葉も、「もっとこうした方がいいね」と言うアドバイスも、とても嬉しく思っています。
我々三回生が引退した後は、後輩たちの劇団月光斜が始まります。
それぞれの季節で、またきっと面白いお芝居を見せてくれることでしょう。
皆様、またよろしければ、月光斜のお芝居を観に来てやって下さい。
私や他の三回生たちも、今度は客席に座って、彼らの活躍を見守りたいと思います。
劇団月光斜2013年度冬公演
「俺たちは志士じゃない」
ご来場、まことにありがとうございました!
また、小ホールでお会いしましょう!
演出 たなかりさ
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